遺族年金の申請先（請求先）と必要書類について解説！

一家の大黒柱が亡くなったとき、残された家族は「遺族年金」を受給できます。しかし、勝手に口座に振り込んでもらえるというわけではなく、必要書類を揃えて手続きをしなければいけません。

石川県七尾市で遺族年金の手続きを代行しているフクツル社会福祉士・社会保険労務士事務所が、申請先（請求先）と必要書類について解説します。

遺族年金には、受給資格や受給期間が異なる「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」があり、それぞれ受給するためには手続きが必要です。遺族年金の種類によって、申請先（請求先）は異なります。

遺族年金の申請（請求）にあたっては、ご家族の収入が確認できる書類の提出が必要です。書類は個人によって必要なものと不要なものがあるため、申請先（請求先）の窓口へご確認ください。

• 年金手帳
• 戸籍謄本（受給権発生日数以降で提出日から6ヵ月以内のもの）
• 世帯全員の住民票の写し
• 亡くなった方の住民票の除票
• 請求者の収入が確認できる所得証明書や源泉徴収票
• 子どもの収入が確認できる書類
• 死亡証明書のコピー、または死亡届の記載事項証明書
• 受け取り金融機関の通帳またはキャッシュカード
• 印鑑（認印可）

場合によっては以下の書類が必要になります。

• 交通事故証明書や新聞など事故を確認できる書類
• 確認書
• 被扶養者がいる場合、扶養していることがわかる書類
• 損害賠償金の算定書